マルカイフーズ株式会社
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2011年10月号 ~マルカイ通信の再開~

 こんにちは。久々のマルカイ通信の更新です。

 いやはや、管理人の意志の弱さが、ここまでマルカイ通信の

放置に至ってしまい、情報発信という本来の趣旨から相当かけ

離れてしまっておりましたことをまずは深くお詫び申し上げます。

パソコンを触るのがとても苦手という超アナログ人間であること

には薄々気づいていたものの、パソコンは文書などを作成した

り、インターネットを見る機械であると、頭の中では完全に割り

切っていましたねぇ。

 まあ弁解はここまでにして、これからはこのマルカイ通信で

の情報発信を無理なく続けられるように、誠に勝手ではござ

いますが、発信のルールなるものを決めることといたしました。

ルールと申し上げましても大した内容ではございませんが、

これからのマルカイ通信の発信は、毎月月初め頃を目途に

翌月号と称しまして発信しようと決めさせて頂きました。例え

ば、今回のように9月初め頃の発信は”マルカイ通信10月

号”という様になります。

 これは、皆様よくご存知のとおり雑誌などでは「先取りの

日の号」として出版することが良くありますよね。この手法

を頂いちゃったわけです。実はこのアイデア、小生の思い

つきではなく、マルカイ通信の現在の惨状を見るに見か

ねたH先生から頂きました。H先生には毎回色々なお話

を頂き、本当に感謝の限りです。ありがとうございます。

 という具合に、こんなペースで続けて行こうと思いますの

で、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今月号の内容は次のとおりです。(なお、毎月決ま

った話題はありませんので、内容は毎月のお楽しみです。

とりとめもない話が長く続き退屈されるかもしれませんが、

その際は、容赦なくウィンドウの×ボタンを押してください。)。

 

1 今シーズンの煮干しの生産状況

2 今月のおすすめ商品

3 マルカイフーズの四方山話

~~~ それでは10月号の内容の始まりです ~~~

 

1 今シーズンの煮干しの生産状況

  まずはじめに豆知識!

  煮干しには色々な魚種のものが使われますが、一般的に

流通している煮干しは「かたくちいわし」を使っており、単に

「煮干し」と言えば、かたくちいわしの煮干しのことを指します。

ですので、マルカイ通信では、単に「煮干し」と言えば、かた

くちいわしの煮干しのことといたします。次に、煮干しの生産

シーズンとは主に毎年5~9月頃のことを言います。これは

この時期に一番多くの漁獲があり、そのため煮干しの生産量

が多くなるためだからです。ちなみに、煮干しの生産シーズン

以外においても一部地域を除き煮干しの生産は行われてい

ますが、生産量はごく僅かしかありません。このため、スーパー

などで並んでいる煮干し製品の多くは、生産シーズンに生産

されたものを冷凍保管しながら年間を通じて供給しております。

 それでは、本題! パチパチパチ~(笑)

 5月に入っても漁獲量が伸び悩んでおりましたが、6月中旬

頃から増加し、本格的なシーズンが始まりました。最初は親魚

の漁からスタートです。親魚は体長が約10cm位のもので、

「大羽(オオバ)」などと呼ばれます。この大羽の漁は例年並み

に順調に水揚げされ煮干しに加工されて参りましたが、品質

的には脂物が多くあまり良いものがありませんでした。魚は脂

がのっていると旨いと言われますが、煮干しとなると、この脂分

がダシ汁のえぐみや臭みのもととなるため、煮干しにとって

魚体の脂分は大敵です。

 大羽漁の後は、皆様ご存知の「ちりめん」漁に切り替ります。

今シーズンのちりめん漁は、7月上旬頃から本格化する予定

でしたが、まあ何と、いわしの稚魚がいない! どこに行った

のでしょうか? かくれんぼでもしているのでしょうか(笑)?。

 まあ、全くいないわけではありませんが、とても少ない漁獲

量になっております。また、ちりめん漁に引き続いて漁獲され

る体長が3~4cm程度の「かえり(食べるにぼしなどで販売

されております。)」につきましても同様で、大変厳しくなっ

て参りました。このため、今シーズンのちりめん及びかえりの

相場は品質の良し悪しを問わず、約1~2割程度高くなっ

てきております」。

 現在(9月上旬頃)では体長が5~6cm程度の中羽

(ちゅうば)が漁獲されており、ボチボチの漁獲量ですが、

品質的には余り良くない状態が続いております。

 今シーズンは、煮干しを扱う者にとって大変厳しい

状況となっております。そろそろシーズンオフを迎え

ようとしておりますが、今後の漁に期待するしかない

状況です。

 

2 今月のおすすめ商品

  今月は”毎日コツ骨食べるにぼし50g”を御紹介いたします。

  毎日コツコツ食べて骨太美人に!

内容

美味しいよ~

 最近、若い女性に地味に人気がある商品が、これです。

というのも、某テレビ局の番組でAKB48の内田眞由美

さんが、にぼしを間食に120日間続けて、ダイエットに成功

したことがオンエアされました。番組の中で美容外科の先生

がコメントしていたポイントとしては①煮干しに含まれるたん

ぱく質は痩せ易い体質にする働きがある、②タンパク質

不足になると太り易い体質になる、③煮干しにはカルシ

ウムなど豊富な栄養素があり、体を丈夫にしてくれるので

無理なくダイエットが続けられるといったものでした。120

日間の煮干し噛む噛むダイエットで内田さんは約5kg

の減量に成功したようです。是非ともあやかりたいと思い、

小生も密かに続けておりますが・・・・・・・・、地道に続ける

ことが大切だと実感しております。

 コツコツと言えば、リクルート社の今年の消費トレンド

予想で”こつこつ美人”が発表されておりましたね。

『「長引く経済の低迷の中、遠い未来に向かって頑張

るよりも、今を楽しみ、今すぐできることで得られる

達成感や幸せを大切にしたい。より自分にしっかりと

見返りのある、納得感の高い買い物がしたい」。そう

考える女性たちの、 消費キーワードは「こつこつ

(骨コツ)美人」。表面的な美しさではなく、より

“芯=骨”に近い部分をケアして効率よく自分を磨く

こと。また、お金も労力も掛け過ぎずに”コツコツ”

続けられること。その先にある、お肌・身体など

“真の美しさ”につながる消費が盛り上がると考えら

れる。』とのこと。やはり、大きな花火をドーンと打ち

上げていつの間にか消えてなくなるよりも、地道に

コツコツと続けながら結果を残していくのが大事な

のですね。

 

 さて前置きが長くなりました、この商品の特徴は

次のとおりです。

①食べやすい大きさの小魚(かたくちいわし)を

揃えました。

②魚の産地は国産で西日本地区のものを使用

いたしております(長崎県産、瀬戸内海産、佐賀

県産、大分県産)。

③煮干しの製造時に添加物である酸化防止剤は

使っておりませんので安心してお召し上がりいた

だけます。

 

 また、食べ方の一例は次のとおりです。

① そのままむしゃむしゃと、良く噛んでお召し上がり

いただけます。

② 電子レンジで加熱(煮干し10gで約1分)いたし

ますと、サクサク食感に変わり、スナック菓子感覚で

お召上がりいただけます。

マヨネーズなどを付けてもおいしくお召し上がりいた

だけます。

③ 天ぷらやかき揚げの具材や、炊き込みご飯の

具材としても大変美味しくお召し上がりいただけます。

 

是非、一度お試し頂ければと思います。お買い求めは

スーパー、ネットショッピングで。http://www.7netshopping.jp/spc/shop/marukaifoods/

 

3 マルカイフーズの四方山話

 今回は記念すべき四方山話の第1回目ですので、ちょいと

商品開発についてお話させて頂きます。

 先日、とある食品製造会社の方と雑談をしていたときに、

「うちの会社は商品開発ができていないんだよ。」って話が

出てきました。その会社は色々な商品を販売しておりロング

ランの商品もありますので、ちょっと意外な感じがありました

が、もう少し掘り下げてお伺いしてみますと、「色々と商品を

出しているものの、原材料を変えているだけで大きく製造

内容は変わらない。新商品を出しても、短命に終わるもの

ばかりで、ヒット商品がでない・・・」とのこと。

 確かに、商品開発が抱える良くある話ではありますが、

まあ、そもそも一般的な家庭においても、煮るなり、焼く

なり、揚げるなど、さほど多数のレパートリーを持ってい

る訳ではないと思います。だけど、毎日の料理をこなし

ている訳でございまして、”飽きない工夫”を皆さんされ

ているのではないかと思います。

 ”飽きない工夫”をポイントにわが社の商品開発のこと

を考えてみますと、煮干しという素材そのまんまのもの

であるため、正直なところ、先ほどの食品製造会社の様

な商品開発と呼べるようなものではないなぁって感じます。

 ただし素材であっても、素材をどのようにして皆様に伝

えていくのかが、ある意味、煮干し商品の開発の一つで

はないかと思います。素材に飽きない工夫という衣をまと

わすために色々と考えるところはあるのですが、簡単に

出来ることではないなってところが正直なところの実感

です。でも、やってみなきゃ始まらないと思っています。

これは、どなたかご協力頂ける方を探さなければいけま

せんね。

 こんな感じの我が社の商品開発ですが、(もっとも商品

開発と呼ぶには大変おこがましいところではありますが・・・)

、地道に真面目にやっていこうと決意し、なかなか前に

進まない商品開発で奮闘中です。

 

 

 

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。

次回は、11月号(10月上旬の更新)です。お楽しみに~~~

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