しょうが湯は古くから体を温める飲み物として、冬場はもちろんのこと、夏場でも海水浴後に飲まれるなど、年間を通して長く親しまれてきました。昔は、家庭において手作りでしょうが湯を作っており、そのため各家庭のオリジナルの味となっておりました。昭和50年代に入ってからは、しょうが湯のインスタント化が進み、熱湯を注ぐだけで簡単に召し上がっていただける粉末状のものが姿を現しました。
しょうがには、糖質やたんぱく質が多く含まれており、血行、発汗を良くし、消化吸収を助ける効果があると言われています。またでんぷんの組み合わせにより保温効果も持たせているため風邪や冷え性にも効果があると言われています。
しるこは、砂糖がまだ貴重だった時代からあるそうで、古くから全国的に召し上がられてきました。しるこの原料となる小豆には、活性酸素と戦うポリフェノールとミネラル、ビタミンB1が多く含まれているそうで、昔の人は生活の中で小豆の効能を知り体に良く美味しいたべものを作ってきたんだなぁと感心させられます。だから、現在でも多くの方々に召し上がられているのだと感じます。
ゆず湯とは、砂糖水にゆずを入れて煮詰めたものを、お湯で薄めて飲みやすくしたものが始まりで、別にゆず茶とも呼ばれます。風邪を引かないようにと冬至のゆずを浮かべたお風呂のこともゆず湯と呼ぶので、「ゆず湯っておいしいね。」って言うと、「エッ?」と聞き返されるかもしれません。ゆずには疲労回復や肩こり予防などに効果があると言われ、また、香りがとても良いため日本料理には欠かせないものとなっております。
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